東恩納たくま 市議会での質問

2011年9月議会

1 尼崎市議会における普天間基地の辺野古移設に反対する意見書について

尼崎市は沖縄県人会の活動が盛んな場所であり、また毎年甲子園ではブラスバンドを組んで沖縄県の球児をサポートしてくれています。

今年67日に開かれた尼崎市6月定例議会は冒頭で、「米軍普天間飛行場移設問題に関する意見書」を賛成多数で可決しました。これは尼崎市には直接関わりの無い基地問題に対して、同じ地方自治体として連携して行く立場から、住民の意思を尊重するべきだというはっきりとした意思表示を国に行ったわけであり、大変勇気付けられることであります。尼崎市のような自治体に対して名護市はどのように答え、また今後どのような関係に発展できるとお考えですか。

 

2 小中一貫校について

いよいよ開校まで半年となり、校舎の建設も急ピッチで進められています。

しかしグラウンドの整備について、開発申請の手続き等に時間がかかり、完成が遅れるとの報告が保護者会でされました。

学校と地域が協力して行くためには信頼関係が不可欠であり、市にはそれを損ねない努力が必要です。保護者側は安全面からも施設整備が完成した状態での小中学校の一体化を望んでいますし、この件は諮問委員会で出された答申であることから、工期に間に合うように全力を注ぐべきです。教育委員会は保護者に対する誠意をきちんと形にすべきだと思いますがいかがでしょうか。

 

3 マルチメディア館について

 開館して12年経つ中で沖縄の持つ地理的条件、名護の立地条件が見直され企業からの問い合わせが増えていると伺っています。これまでの実績を報告してください。

同じように、みらい1号館、2号館、3号館も現在と今後の企業の入居状況・予定について報告してください。

 

4 世界ウチナーンチュ大会について

今回で5回目となる「世界ウチナーンチュ大会」へ名護市としてどのように参加する予定でしょうか。また名護市はこれまで海外の沖縄県人会との交流を盛んに行ってきましたが、それを今回の大会にどのようにつなげているのかお聞かせください。

 

 

5 観光振興についいて

名護市は今年観光協会ができて40周年を迎えます。そこで名護をさらにアピールするためのアイデアが必要です。東村では「藍ちゃん切手」が発行されましたが、名護でも名護をPRするための「ジュゴンのオリジナル切手」を作るべきではないかと思いますが、いかかでしょうか。

 

6 嘉陽海岸エココースト事業について

この事業は県の事業でありますが、去った727日にジュゴン保全を目指す市民団体と名護市関係部局との意見交換が行なわれたと聞いています。名護市はこれまで以上に環境行政にも目を向けるため環境政策課を立ち上げていますが、今回の県の事業に対して環境政策課としてどのように提言していくつもりですか。